「好きな花の名前が言える」社会づくりのためスタートした、「私と花の 10 の物語」プロジェクト。
「あなたの 1 番好きなお花は何ですか?」という質問から、理念をもって活躍する100名の人生を深堀り。
HANANINGENの創始者であるフラワーアーティスト清野光との発芽及び対談を通して、広く社会に向けて新しい価値観を伝えていくことで、それぞれの物語・経験のレンズを通して見る「自然」。
多くの人が改めて自然について考えるキッカケを作り、あなたが蒔いた「気づきの種」がいつかどこかで満開のお花になるように。
なぜ自然の事を話すんだろう? そんなにかわいいお花があったんだ。 地球の未来のこと、少し考えてみるきっかけになりますように。
IGNITE YOGA主宰 Edwards Juri ×フラワーアーティスト 清野光
Q1 1番好きなお花はなんですか?
Edwards:私の好きなお花はダリアです。
ダリアは、ゴージャスに見えるんですけど1枚1枚の 花びらが繊細で短命なところがまた素敵だなと思ってます。
Q2 他に好きな花はありますか?
Edwards:ジャスミンとか芍薬とかそういう香りがいいお花も大好きです。
Q3 そのお花が好きな理由は?
Edwards:ダリアは見ためが好きなので、お花屋さんで見つけるとつい1輪買ってしまうんですけど、1輪でお部屋の雰囲気を変えてしまうようなエネルギーがあるなと思っていて。
ジャスミンは、私元々ハワイに7年間住んでいたんですけど、その時によくレイになっていたり、お祝いの時に頂いたりとかするんです。するとその後、5日間くらいはずっとお部屋がいい香りになって…それがすごく思い出深くて大好きな香りです。
仲間を偲んで花を贈るハワイでの生活
Q4 ハワイのお花の文化について聞かせてください。
Edwards:そう!空港にレイスタンドがあるんですよ。
清野:うんうん、その時点でハワイ!
Edwards:そう。で、そうやってこうお花をプレゼントするっていうのがすごく素敵な文化だなと思いますね。
あと、どなたかが亡くなった時に、お花を海にみんなで流す習慣があって。
私サーフィンするんですけど、例えばサーファーの友達が亡くなったりすると、そのやっぱりサーフィンって同じ時間帯に大体みんな海に集まるから、普段の生活では会ってなくても海仲間みたいな人達がいるんですよね。
そうするとみんなが海仲間を偲んで集まって、みんなで海にパドルアウトしてお花を海 に浮かべるみたいな習慣があって。すごく素敵だなと思いますね。
Q5 現在、どんな活動をされていますか?
Edwards:私は、ヨガインストラクターをしています。
IGNITE YOGAというヨガスタジオを経営していて 下北沢と原宿に2店舗あります。
あと、オンラインスタジオもあって、普段はヨガの講師もし ているんですけどインストラクターの育成だったりとか…そういうことをやっています。
Q6 ヨガは、ハワイにいた時から?
Edwards:はい。ハワイにいた時にヨガの講師を始めて、元々ハワイに住んでいるときに”lululemon(ルルレモン)”というブランドのアンバサダーになって。バンクーバーの。
清野:lululemon!そうだったんだ、すごいですね!
Edwards:そうなんです。元々lululemonの日本の立ち上げを任されて日本に戻ってきたんです。
清野:あ、じゃあ、めっちゃやばい人ですね(笑) 人生を全うして生きられて。
Edwards:全然やばくないですよ(笑)
スポーツは元々別にすごいやってたわけじゃないんですけどね。
でもサーフィンをしたりスノーボードをしたりとか、そういうのはやっているんですけど。
Q7 自然と言えば、海が好きですか?
Edwards:海大好きです!
清野:はじめてJuriさんを見たときに、海の感じがしました。
だからどうしても温かい色の花を選びたくて探しまくったって感じですね。
常夏の空気が顔から出てるっていうか。太陽が顔から出てるというか。
少しだけ立ち止まり、呼吸をする———。
ヨガのお陰で、純粋に素敵なものを素敵と思える心が生まれた。
Q8 自然との関わり
Edwards:自然との関わりは、とにかくスノーボードやサーフィンが大好で、 なるべく自分を自然の中に置くようにしていて。やっぱりエネルギーがすごいじゃないですか。
私、東京生まれなんですけど、アメリカで育ってきて、東京の暮らしに戻ってきてもうあっという間に6~7年経っちゃったんです。
でもやっぱり、自然の中に休みの日は行くようにしないと、なんとなく休んでるつもりでも休めてないような気がするので…なるべく休みの日はサーフィンに行ったりスノボに行ったり、トレランしたりとか。
やっぱり、すごく与えてもらってますね。自然には。
Q9 ヨガと自然の共通点とは?
Edwards:ヨガをしていると、立ち止まる機会もすごく多いんです。
東京みたいな忙しい場所で暮らしていると、どんどん前に前に流されてっていう所をヨガマットの上で一度立止まる時間や、呼吸をする時間を作ることで意識が少しマインドフルになるというか…そういうのはありますね。
あとは、周りの自然や人からいただくエネルギーにも気付けるようになるので、心の中に余白が生まれて、自然の中に行った時に「あぁー素敵だな」とか…純粋に素敵なものを見た時に素敵って思える心が生まれるのはヨガのおかげだと思います。
環境問題や気候変動について、
なぜだろう?と一緒に学んでいける社会にしたい。
Q10 自然と人が共存するためには?
Edwards:私もスノーボードやサーフィンをしてたりとかすると、自然の中で遊んでいることで、例えば、海の中に落ちているゴミや、気候変動が起こっていることに気づいたり。
皆さんも日常の中で気候変動が起こっていることをわかっていると思うけど、それにもっと興味を持って、起きている事実だけではなくて、なぜそれが起こっているのか、というところにもっと目を向けていくべきだと思うんです。
知らないことを恐れないで、もっと好奇心をもって、まずは何かをしようとすることが大事なんじゃないかと思います。
知らないと恥ずかしいって気持ちになっちゃうけどそうじゃなくて、「なんでだろう?」と興味を持って、知っている人たちは知っているから偉いと思うんじゃなくてみんなに知って もらうような活動をしていくというか。
だから私も気付いた事をなるべく、まだまだ勉強中だけど発信するようにしているし、みんなで一緒に学んでいければいい社会になるんじゃないかなと思います。
清野:すごい。先生ですね。ありがとうございました。
Edwards:ありがとうございました。
(鏡でHANANINGENを発芽した自分を見て)あっすごーい!わーすごいですね!パッション大爆発してますね(笑)
清野:鏡越しのパッションですね
Juri Edwards
東京で生まれ育ち、大学時代を過ごしたカリフォルニアでヨガに出会い、ハワイ移住後、全米ヨガアライアンスのRYT200を取得。その後、カピオラニコミュニティーカレッジにてSports Science(スポーツ科学)を勉強し、ACSM(アメリカ医学会)の認定パーソナルトレーナーの資格を得る。日本人だけでなくハワイローカルにも支持され、ハワイを代表するヨガインストラクターとしてアメリカ最大ヨガイベントのWanderlustやFood and Wine Festivalなどの様々なイベントで講師を務める。
ヨガだけでなく、サーフィン、トライアスロン、スノーボードなど、アクティブな趣味を持ち、フルマラソンはサブ4記録。鉄人レースと言われる長距離トライアスロン、アイアンマンも12時間15分で完走した経験もある。2015年より、バンクーバー発アスレチックアパレルブランド、ルルレモンの日本の立ち上げを任され、日本に帰国。ルルレモンの「達人」として、イベントの企画やブランディグ戦略なども手掛けながら、日本でのブランドの認知度を上げていった。自らも数々の イベントやメディアに出演。2019年アジア初のルルレモン「カントリーアンバサダー」に抜擢され、活動の場を日本とハワイから新にアジアへと広げている。
既存のヨガの枠にとらわれない斬新なスタイルが好評で、アメリカで得た世界観を生かし、クリエイティブにイベントやプログラムをプロデュースしながら、ヨガの新しい形を次々と提案し続けている。自身が出演するイベントのプロデュースやアスリートのマインドフルネスコーチとしての活動の場を広げながら、自身のスタジオ、IGNITE YOGA STUDIOを手がける。
https://igniteyoga.jp/
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